司 会:笠井清登 演 者:東京大学大学院医学系研究科 小児科学 佐藤敦志 茨城大学教育学部 菊池由葵子 自閉症スペクトラム(ASD)の原因や特性を理解する上では、多領域からのアプローチが必要である。結節性硬化症モデルマウス研究とASD児を対象とした認知心理学的研究を紹介し、治療や教育などへの臨床応用の可能性について提案する。
2.「学習・支援」 司 会:東京大学大学院医学系研究科・細胞生物学 岡部繁男 先端科学技術研究センター 人間支援工学分野 中邑賢龍 演 者:先端科学技術研究センター人間支援工学分野 高橋麻衣子 東京大学大学院医学系研究科神経生理学教室 菅谷佑紀 学習はこころの発達にとって最も重要な機能の一つである。学習の基礎的メカニズムや発達障害患児の認知特性に関する研究から、学習に困難を有している子供に対して困難を補償するような支援方法を多面的に考察する。
3.「親子関係」 司 会:東京大学大学院総合文化研究科生命 環境科学系 岡ノ谷一夫 演 者:JST ERATO岡ノ谷情動情報プロジェクト 理研BSI生物言語研究チーム 野中由里 東京大学大学院医学系研究科家族看護学 池田真理 佐藤伊織 東京大学 医学系研究科 小児科学 石井礼花 親子関係への着眼は、その発達過程に関わらず、親を理解し支援する助けとなる。 妊娠期、乳児期、学童期、青年期のそれぞれにおける研究を紹介し、さらに、領域の異なる若手研究者達による共同研究のアイデアを提示する