I.公募の内容
A.支援対象
神経機能解明に向けた多機能電極を用いた神経生理研究のリソース提供
B.具体的な支援内容は以下になります。
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1. |
多点電極 複数の神経細胞活動を記録する多点電極の提供 若干 |
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2. |
金属電極長期留置性能を実現したポリ尿素絶縁膜タングステン電極 若干 |
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3. |
多点独立光刺戟装置
※チャネルロドプシンの光刺激研究を顕 微鏡下で行う ための多点独立光刺激装置(顕微鏡システムを用意できることと使用予定の顕微 鏡システムに設置できるかどうかの詳細情報 が別途必要になります。) |
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4. |
小動物バーチャルリアリティ
※広視野視覚ディスプレイ行動課題装置・ソフトウェア |
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5. |
脳内イメージングファイバー
※脳深部記録のためのマイクロ ファイバーイメージングシステム |
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※に関しては数量限定・費用負担、また共同研究がか可能である方に限定したし ます |
II.申請にあたっての留意点
A.研究期間
本公募での支援の期間は、平成27年採択時から1年を予定しています。
各課題の支援期間は、採択後に調整させていただきます。
B.所属機関の同意
申請者は課題申請について、課題実施までに所属機関の同意を得られることが必要です。
申請時に、所属機関の同意を得られる旨の誓約を行っていただきます。
C.知的財産権の帰属
課題実施者がこの支援プログラムを利用することによって生じた知的財産権については、 課題実施者に帰属します。
D.包括型脳科学研究推進支援ネットワーク 研究報告書
課題実施者は支援を受けた年度末に、それまでの研究経過を記述した研究報告書を支援実施機関宛に提出して下さい。
また、特に期限は設定しませんが、支援を受けた研究成果が論文発表あるいは特許取得に至った際にも、それに関する研究報告書を支援実施機関宛に提出して下さい。
E.生命倫理及び安全の確保
生命倫理及び安全の確保に関し、申請者が所属する機関の長等の承認・届出・確認等が必要な研究課題については、 必ず所定の手続きを行っておく必要があります。 なお、以上を怠った場合または国の指針等(文部科学省ホームページ 「生命倫理・安全に対する取組」を参照) に適合しない場合には、審査の対象から除外され、採択の決定が取り消されることがあります。
F.人権及び利益保護への配慮
申請課題において、相手方の同意・協力や社会的コンセンサスを必要とする研究開発または調査を含む場合には、 人権及び利益の保護の取り扱いについて、必ず申請前に適切な対応を行っておいてください。
G.申請及び利用における情報管理
課題申請及び審査において、本支援組織が入手した情報は厳密に管理し、申請者の同意なくしては公開致しません。
H.成果の公表
研究成果の公表に際しては「包括型脳科学研究推進支援ネットワーク(略称 包括脳ネットワーク)」による支援を受けた旨を明記して下さい。
<Acknowledgmentの表記方法>
XXX is supported by a Grant-in-Aid for Scientific Research on Innovative Areas (Comprehensive Brain Science Network) from the Ministry of Education, Science, Sports and Culture of Japan.
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III. 審査及び採択
A.審査の方法
採択課題の選考は、包括型脳科学研究推進支援ネットワーク リソース・技術委員会により実施されます。リソース・技術委員会は、申請者から提出された申請書類等の内容について、以下に定める観点から評価を行い、本支援事業の趣旨に照らして優秀と認められる採択課題を選定します。
審査は非公開で行われますが、申請課題との利害関係者は当該課題の審査から排除されます。また、審査委員会の委員は、委員として取得した応募課題及び課題選定に係わる情報を、委員の職にある期間だけでなくその職を退いた後も第三者に漏洩しないこと、情報を善良な管理者の注意義務をもって管理すること等の秘密保持を遵守することが義務付けられています。
なお、審査の経過は通知いたしませんし、途中段階でのお問い合わせにも応じません。
B.審査の観点
審査は以下の観点に重点を置いて実施します。
1.これまでに多点電極を用いたことがなく、新たに実験を開始する研究プロジェクト
2.電気生理学の基本的な知識があり、これまでに研究を行った経験があること
3.開発を含む支援のため、共同研究として遂行できる研究テーマであること
C.審査結果の通知等
審査結果については、申請者に対して、メールにて通知します。
IV. 申請書手続き
申請方法
1.申請書式をダウンロードし、必要事項を記入
(ログインが必要です) |
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2.必要事項を記入の上、WEBからアップロード
してください (ログインが必要です) |
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応募期間
~平成27年
6月30日(火)7月3日(金)
V. 支援実施機関
なお C-3 チャネルロドプシンの光刺激研究を顕微鏡下で行うための多点独立光刺激装置(一部設置費用負担有)に関しては 八尾 寛(東北大学大学院生命科学研究科)との連携で支援予定です。ソフトウェアはライセンスの関係で1年のサポートとなります。