将来計画委員会では、日本の脳神経科学研究の現状を踏まえて、近い将来の研究体制の在り方、人材の育成、脳科学関連予算の動向とその対策などについて検討します。「長期的展望に立つ脳科学研究の基本構想及び推進方策について」の文部科学大臣の諮問に対し、平成21年6月に第1次答申が公表されています。ここには、日本の脳神経科学研究の推進のための審議の結果と、今後15年間のロードマップが記載されています。本委員会ではこの答申を指針とし、その内容を具体化するための方策について検討します。『包括型脳科学研究推進支援ネットワーク』研究集会を利用して、多様な研究者の将来に向けた議論を汲み上げ、また若手研究者の新鮮な意見を重視して、委員会活動を通じた具体化を目指します。