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系統的脳機能行動解析支援活動

2015年7月3日をもちまして受付を締め切りました。

<リソース・技術支援活動 公募> 系統的脳機能行動解析 公募要領



I.公募の内容
A.支援対象
遺伝子改変マウスの表現型解析支援
B.採択予定課題数
平成27年度は、網羅的行動解析について20課題程度、行動解析用マウスのクリーニングおよび繁殖について3件程度の採択を予定しています。
C.具体的な支援内容は以下になります。
自然科学機構・生理学研究所・行動・代謝分子解析センター・行動様式解析室、または藤田保健衛生大学・総合医科学研究所・システム医科学研究部門にて、各種遺伝子改変マウスに対する網羅的行動解析の支援を行います。
網羅的行動解析で何らかの表現型が得られた場合、通常のバッテリー試験には含まれない行動実験などのin-depth 解析を行うことができます。また、文部科学大臣認定共同利用・共同研究拠点事業「脳関連遺伝子機能の網羅的解析拠点」(藤田保健衛生大学総合医科学研究所)との連携により、分子・細胞・組織レベルの各種解析も行うことができます。
その他に、解析用のマウスを準備することが困難である研究者に対し、日本科学未来館においてマウスのクリーニングおよび解析用のマウスを得るための繁殖を行います。
        

支援内容の詳細は各支援機関の責任者にお問い合わせください。

 
II.申請にあたっての留意点
                            
A.研究期間
本公募での支援の期間は、平成27年4月~平成28年3月を予定しています。
各課題の支援期間は、採択後に調整させていただきます。
B.所属機関の同意
申請者は課題申請について、課題実施までに所属機関の同意を得られることが必要です。
申請時に、所属機関の同意を得られる旨の誓約を行っていただきます。
C.知的財産権の帰属
課題実施者がこの支援プログラムを利用することによって生じた知的財産権については課題実施者と支援責任者の協議の上、持分比率や帰属について決めることとします。
D.包括型脳科学研究推進支援ネットワーク 研究報告書
課題実施者は支援を受けた年度末に、それまでの研究経過を記述した研究報告書を支援実施機関宛に提出して下さい。
また、特に期限は設定しませんが、支援を受けた研究成果が論文発表あるいは特許取得に至った際にも、それに関する研究報告書を支援実施機関宛に提出して下さい。
E.生命倫理及び安全の確保
生命倫理及び安全の確保に関し、申請者が所属する機関の長等の承認・届出・確認等が必要な研究課題については、必ず所定の手続きを行っておく必要があります。なお、以上を怠った場合または国の指針等(文部科学省ホームページ「生命倫理・安全に対する取組」を参照)に適合しない場合には、審査の対象から除外され、採択の決定が取り消されることがあります。
F.人権及び利益保護への配慮
申請課題において、相手方の同意・協力や社会的コンセンサスを必要とする研究開発または調査を含む場合には、人権及び利益の保護の取り扱いについて、必ず申請前に適切な対応を行っておいてください。
G.申請及び利用における情報管理
課題申請及び審査において、本支援組織が入手した情報は厳密に管理し、申請者の同意なくしては公開致しません。
H.成果の公表
研究成果の公表に際しては「包括型脳科学研究推進支援ネットワーク(略称 包括脳ネットワーク)」による支援を受けた旨を明記して下さい。 
<Acknowledgmentの表記方法>
XXX is supported by a Grant-in-Aid for Scientific Research on  Innovative Areas (Comprehensive Brain Science Network) from the Ministry of  Education, Science, Sports and Culture of Japan.

III. 審査及び採択
 A.審査の方法
採択課題の選考は、包括型脳科学研究推進支援ネットワーク リソース・技術委員会により実施されます。リソース・技術委員会は、申請者から提出された申請書類等の内容について、以下に定める観点から評価を行い、本支援事業の趣旨に照らして優秀と認められる採択課題を選定します。
審査は非公開で行われますが、申請課題との利害関係者は当該課題の審査から排除されます。また、審査委員会の委員は、委員として取得した応募課題及び課題選定に係わる情報を、委員の職にある期間だけでなくその職を退いた後も第三者に漏洩しないこと、情報を善良な管理者の注意義務をもって管理すること等の秘密保持を遵守することが義務付けられています。
なお、審査の経過は通知いたしませんし、途中段階でのお問い合わせにも応じません。
B.審査の観点
審査は以下の観点に重点を置いて実施します。
  • 網羅的行動解析を遂行するために十分な数の遺伝子改変マウスを供給出来ること。
    行動実験用マウスの用意の仕方(生理学研究所).pdf 参照)                      
  • 実施において、行動解析を実際に遂行するための研究者、技術支援員、または学生を1~2ヶ月、実施場所に派遣することができること(生理学研究所)。                            
  • 対象の遺伝子改変マウスが十分にバッククロスされていること。          
  • 対象の遺伝子改変マウスが十分に清潔な環境で飼育されていること(生理学研究所での受け入れはSPF施設からに限ります)。                           
  • 支援対象の研究結果の論文発表後、「マウス表現型データベース」に実験のローデータが掲載されることに同意すること。                            
  • 支援対象の研究結果を査読のある国際誌に論文発表する予定であり、そのために十分な研究実績のあること。 
  • 日本科学未来館におけるマウスのクリーニングおよび繁殖については、支援対象の研究者が通常使用している施設において行動解析用のマウスの用意が困難であること。
C.審査結果の通知等
審査結果については、申請者に対して、メールにて通知します。

IV. 申請書手続き 
申請方法
包括脳ネットワーク・ホームページの
申請フォームより申請を行ってください
(ログインが必要です)
ログインが必要です

ログインが必要です

応募締切
~平成27年6月30日(火)7月3日(金)

V. 支援実施機関
                            
自然科学研究機構 生理学研究所 行動・代謝分子解析センター 行動様式解析室
  責任者:高雄啓三 特任准教授
  連絡先:behaviorcore@nips.ac.jp
藤田保健衛生大学 総合医科学研究所 システム医科学研究部門
  責任者:宮川 剛 教授
  連絡先:behaviorcore@nips.ac.jp




==包括型脳科学研究推進支援ネットワーク全体に関するご意見やご質問は下記までお寄せ下さい ==

「包括型脳科学研究推進支援ネットワーク」研究代表者 木村 實
事務局 高田昌彦、渡辺雅彦                  
事務局連絡先: 京都大学霊長類研究所 高田昌彦 
takada.masahiko.7x@kyoto-u.ac.jp 
  北海道大学大学院医学研究科 渡辺雅彦
watamasa@med.hokudai.ac.jp


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