会場: 生理学研究所1階 大会議室
予定講演者と演題名:
石川太郎 (東京慈恵医大)
「小脳苔状線維入力系における大脳小脳連関」
川口真也 (同志社大)
「シナプス伝達を調節する軸索終末の興奮性」
上阪直史 (東京大)
「発達期におこるシナプス刈り込みを制御する逆行性シグナル」
吉原基二郎 (情報通信研究機構)
「記憶のできる瞬間を捉えるための新しいこころみ」
シナプスレベル、あるいは細胞レベルでの神経研究が、現在の神経科学の重要な礎を築いてきたことはいうまでもありません。神経科学に真に定量的な記述を与えるボトムアップ的な神経研究は、きわめて重要なベーシックサイエンスであり、包括的な脳機能理解を目指す今後の神経科学の方向性において極めて重要な基礎分野と位置づけられます。通称「シナプス研究会」はこの様な共通認識に基づく研究者集団が最新の研究成果をもちより討論を重ねる機会として、20年あまりにわたり開催されてきました。
今年度は、この研究会を発展させる試みとして、新規メンバーの参加を募ることにしました。参加旅費には限りがありますが、発表者で旅費サポートが必要な際は優先的に支援いたします。参加を希望される皆様は、下記ホームページより、ふるってお申込みいただけますよう、ご案内申し上げます。