● 09:00-12:00 |
画像解析におけるUNIX系OSの基礎と応用 |
担当講師:
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根本清貴(筑波大)・山下典生(岩手医大) |
講義内容: |
実際にデータをいじりながら、UNIX系OSに標準で搭載されているコマンドとFSLに搭載されているコマンドを学んでいきます。FSL-FIRSTを用いた皮質下領域のセグメンテーションと各領域の体積値の算出、解析結果の確認や処理失敗時の対応などをコマンドラインと簡単なシェルスクリプトなどを使って学びます。 |
● 09:00-12:00 |
拡散テンソル像解析の実際(TBSS から probabilistic tractography まで)/グラフ理論に基づいたネットワーク解析overview |
担当講師: |
下地啓五(東京都健康長寿医療センター)・阿部 修(日本大) |
講義内容: |
拡散テンソル像 Diffusion tensor imaging(DTI)の初級者を対象に、ご自身のPCを用いて、DTI解析(TBSS: tract based spatial statistics)を実際に体験して頂くとともに、probabilistic tractographyを用いた解析手法の実演を行います。/グラフ理論に基づいた脳ネットワーク解析の概要を解説するとともに、拡散テンソル像を用いた最新の脳ネットワーク解析の実際を紹介します。 |
● 13:00-17:40 |
Resting-state fMRI概論 |
担当講師: |
福永雅喜(生理研)・八幡憲明(放医研) |
講義内容: |
rsfMRIの測定とデータ解析について実践的な解説を行います。測定については標準的な撮像プロトコルや考慮すべき事項について触れ、データ解析については代表的なパッケージの紹介とともに、参加者自身のPCを用いた実習を予定しています。 |
● 13:00-17:40 |
拡散MRI 脳白質の定量化overview/NODDI - 概論、導入方法、高速化 - |
担当講師: |
青木茂樹(順天堂大)・金井良太(アラヤブレインイメージング)・高橋康介(東京大・アラヤ)・松吉大輔(早稲田大・アラヤ) |
講義内容: |
従来の定量化解析モデルに加え近年提唱されている新たなDKI diffusional kurtosis imaging、NODDI neurite orientation dispersion and density imaging などの定量化解析モデルを概説し、これらの解析モデルを用いた最新の脳白質定量化解析の実際を紹介します。/NODDI(Neurite Orientation Dispersion and Density Imaging)の理論的背景と実践的な導入方法の手順を実演します。 |