2014年度包括脳ネットワーク冬のシンポジウム
配信技術協力:Neuroinformatics Japan Center
包括脳ネットワーク広報委員会企画
サイエンスコミュニケーション
「脳研究の成果を社会に正しく伝えていくために」
サイエンスコミュニケーションでは脳研究者以外の専門家をお招きし、「社会における脳科学への期待」や「研究者は社会とどのように関わっていくべきか」をテーマとして討論し、脳研究の成果をどのように情報発信していくべきなのか考えてきた。本年は、「脳研究の成果を正しく社会に伝えていくために」というテーマで、そのために研究者はどのようにしたらよいのか、また、研究成果をわかりやすく社会に還元する結果として、社会の脳研究リテラシーを高めるにはどうすべきか、考えを深める。議論の中には、近年増加していると言われる研究不正の問題や、中学・高校生の興味を掻きたてて将来の研究者を育てるといった話題も包含されるであろう。さまざまな観点から意見をいただき、包括脳ネットワークの活動を社会と緊密な関係をもった、より実効性のあるものとしてゆきたい。
[プログラム]
9:00 ~ 9:05 サイエンスコミュニケーション趣旨説明
司会:等 誠司(包括脳広報委員会委員)
9:05 ~ 9:35 包括脳ネットワークの取り組みの紹介
木村 實(包括脳ネットワーク代表)、
高田 昌彦(包括脳ネットワーク事務局)
9:35 ~ 11:00 各分野の専門家からのコメントと討論
小泉 周(自然科学研究機構 研究力強化推進本部)
狭間 研至(ファルメディコ株式会社)
星野 達也(株式会社ナインシグマ・ジャパン)
本田 圭子(株式会社東京大学TLO)
信原 幸弘(東京大学 総合文化研究科 科学史・科学哲学) (敬称略)
11:00 ~ 11:10 休憩
11:10 ~ 12:00 全体討論