包括脳ネットワークでは、若手研究者によるポスター発表の中から特に優れた発表を選考し、若手優秀発表賞を授与します。26日の懇親会において発表し、後日表彰状を送付するとともに、若手研究者育成支援プログラムに基づいて奨励費(35,000円)を支給します。多くの若手研究者に包括脳ネットワーク集会への参加を促すと共に、受賞者の成果を称えて更なる発展を支援することが目的です。若手優秀発表賞募集・審査の概要は以下の通りです。
1. 応募資格
学部生・大学院生および学位取得後10年以内の研究者。学部生、大学院生の場合は入学年を、学位取得済みの方は学位取得年を、R&R (ReaD & Researchmap)の経歴欄に必ず記載してください。これまでに受賞された方の応募は可能ですが、前年度以降の研究の進展状況を明確にしてください。
2.包括脳ネットワークでは、分野融合的な発表を奨励しています
分野を融合した観点からの審査を希望する場合には、「「包括脳枠」若手優秀発表賞の審査を希望する」を選択してください。融合的研究であるかどうかを考慮して、各領域で審査します。
3. 審査について
包括脳ネットワーク研究集会委員会および各専門領域の審査員により選考を行います。複数の審査員による、研究業績、研究テーマの学術的重要性、研究発表の質の観点からの採点を基に審査委員会の審議をもって対象者を決定し、包括脳ネットワークより賞を授与いたします。
- 「包括脳枠」で応募された場合は、新分野開拓、領域融合、学際性などの観点も加えて、総合的に審査します。
- 学部生・大学院生は「学生特別枠」で応募できます。これまでの業績より今回発表いただく研究の内容や発展性に重点をおいて審査を行いますので、積極的に応募してください。
- 口頭説明も審査に含まれますので、コアタイムにはポスター前に待機してください。
【採点方法】
以下の3項目についてが各々5段階の評価を各審査員が行う。審査員ごとの総合点を合計し審査員の人数で割った平均点を最終的な得点とする。
- 研究業績(事前にR&Rを用いて評価する)
過去5年間の研究のアクティビティを評価
(学生特別枠は学生ということを考慮して評価)
- 研究テーマ:学術的重要性(発展性、普遍性、新規性、独創性)
技術的な改良、実験上の工夫などを含める。包括脳枠においては分野融合的観点も評価に入れる
- 研究発表:データ、考察、説明
発表データの質、結果から導き出される考察の妥当性、発表者の説明、ポスターのアピール度
総合点=(1) + (2)x2 + (3)x3 合計30点満点
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4. R&R (ReaD & Researchmap) の業績欄が参考資料となります
包括脳ネットワークによる夏の研究集会で行われるポスター発表と共に、R&Rに記載された業績を参考にします。業績の記入が不十分な場合、審査に支障をきたすことがありますので、必ず最新のデータに更新しておいてください。特に「学生特別枠」で応募する場合は、学会発表も含め、業績をもれなく記入してください。なお、業績欄の編集方法については「
ReaD & Researchmap操作マニュアル」をご参照ください。
5. 応募方法
まず「
ポスター発表の公募について」をご参照の上、ポスター抄録を入力します。抄録の登録時に、「若手優秀発表賞の審査を希望する」、「「包括脳枠」若手優秀発表賞の審査を希望する」、「「学生特別枠」若手優秀発表賞の審査を希望する」のいずれかをプルダウンメニューから選択することによって、若手優秀発表賞への応募が完了します。締切日を過ぎてから応募内容を変更することはできません。
《包括脳ネットワーク行事》-《2011年度包括脳夏のワークショップ》-《
よりご覧いただけます。